日本初のグランピング用ドーム「妙義グリーンホテル&テラス」でグランピング

日本初のグランピング用ドーム「妙義グリーンホテル&テラス」でグランピング

ゴルフ場を脇目に少し急な坂をトクトクと上がっていきます。
可愛らしい案内板に従って更に進むと、眼の前には雲海広がる山々、そして山に見守られるような、まるで物語に出てくる小さなテント村のような景色が広がります。

2018年10月1日 東京から車で2時間ほど、世界遺産となった製糸場で話題の群馬県富岡市そしてまた、日本三大奇景の一つとされる妙義山の麓に新たなグランピング施設「妙義グリーンホテル&テラス」が誕生しました。
もともとホテルとゴルフ場のある敷地内に、新たにテラスサイドとしてグランピング施設がオープンされたということで、早速訪問しました。
近年増えつつあるグランピング施設ですが、妙義グリーンホテル&テラスでは、

日本で初めて、グランピング用に設計されたドーム型テントが採用されているということで期待が高まります。

折り悪くこの日は生憎の悪天候。しかし、公式サイトには「雨の日の過ごし方」も紹介されていますから、気落ちしないで楽しみましょう!と車を降ります。
一角にひときわ大きなドームがあり、扉を開けるとスタッフが笑顔で迎えてくださいます。大きなドームはレセプション&バーとなっていて広々と明るい雰囲気は、憂鬱な気分も吹き飛ばしてくれるようです。
まるでおしゃれなカフェのようなコンクリートの床に素敵なカフェテーブル、ドリンクバーでは各ソフトドリンクがいつでもセルフサービスで自由にいただけ、さらに17時から22時はビールやワインなどアルコール類も自由に楽しむことができます。

外のテラスにもテーブルや椅子がセッティングされていて、お天気のいい日は絶対にテラスでカフェタイム!ドリンクタイム!…となることでしょう。
おもちゃやクッション、ブランケットなども必要に応じて自由に利用することができ、雨の日のお部屋での過ごし方にも期待が高まります。

レセプションでチェックインを済ませると、いよいよ個室ドームへ…色とりどりの可愛らしい傘も用意されていて、雨の中の移動も少しウキウキします。

テラスサイドにはレセプションドームの他に、8つの客室ドームと2台のエアストリームが配され、この内2つのドームはラグジュアリータイプ、それ以外はスタンダード、エアストリームは2名様向けの客室となっています。ペットと一緒に利用できるテント、ドッグランもあります。
(詳しくはこちらを御覧ください)

そして今回は贅沢にもラグジュアリードームへの宿泊です!
ウッドデッキの上に建てられたドーム型のテントエントランスには、しっかりとしたパイン材のドアがしつらえてあり、なんだか小さなお家にお邪魔している気持ちに。
その扉を開けると思わず「わ〜!」と声を上げてしまうこと間違いありません。

まるでお姫様のお部屋のような、可愛らしいインテリアと目の前には妙義山の望めるクリアな窓。テントの中とは思えない贅沢な空間が広がっています。

窓についた雨のしずくが、室内のキャンドルランプでキラキラと照らされ、雨模様も素敵なインテリアに見えてきました。

お部屋にはフローリング、セミダブルサイズのベッドが4台、ドレッサー、靴箱、冷蔵庫、エアコン、電気ケトル、ポータブルスピーカーもしっかりと設えてあり、さながら高級ホテルのよう。これこそラグジュアリーグランピングの醍醐味です。
シャンプーなどのアメニティーはメゾンマルジェラで揃えられ、スリッパから小物に至るまでデザインやセンスに細部にまでこだわって選ばれているのがよくわかります。

レセプションで「冷蔵庫にウェルカムドリンクのクラフトビールをご用意しております」と言われていました。地元群馬県のクラフトビール「KAWABA」ヴァイツェンで乾杯し、一夜の贅沢な時間の始まりです。

室内には他にもミネラルウォーターとお抹茶、お茶碗、茶筅が用意されており、お抹茶の立て方の説明書きもされています。煎茶ではないところに特別感が感じられますし、外国の方がいらしたらとても喜んでいただけそうです。

このテントの中で雨を見ながらでのんびりしたいな…という思いを抑え、一休みしたら早速敷地内散策へ。トイレやシャワー室は別棟になりますが、それがまた室内の快適さとは一変し、アウトドア感を感じることができまた楽しくなります。とはいえ、トイレもシャワーもとてもきれいで、シャンプー類のアメニティーやタオルも充実しておりパウダールーム、ドライヤーも完備、お部屋から離れているとはいえとても快適に利用することができます。
(シャワーの利用は15:00〜翌朝9:30)

そして、なんとこちらではホテルサイドにある温泉も利用することが出来るのです。時間は限られますが、ホテル↔テラスの送迎バスもあります。
(温泉の利用は15:00〜23:00 翌朝5:00〜9:00)

ドーム内やテラスを行ったり来たり、雨の中のお散歩を楽しんでいる間にドーム横の専用テラスでは特別な夕食の準備が進んでいました。
アウトドアの定番といえばBBQですが、妙義グリーンホテル&テラスでのお食事はというと…

チェックイン時に指定していた18時にテラスへ行くと、専属のスタッフさんが着々と夕飯の準備をしてくださっています。「Weber」のBBQグリルを使って地の食材を使った様々なお料理を楽しむことができるというのも、妙義グリーンホテル&テラスならではの楽しみで、さっそくグリルの上にはミネストローネスープの小鍋とアヒージョが乗せられていて、ふつふつと美味しそうな音と香りを漂わせています。

テーブルの上にはこれもまた、ワクワクするような色とりどりのサラダやオードブル。ビールとワインはテーブルにてサーブしていただけ、それ以外のドリンクはバーカウンターまで銘々で取りに行きます。

続いてお肉や魚介などもグリルの上で丁寧に焼かれ、指定の焼き加減で次々とサーブされていかれ、締めのパエリアまですべてWeberグリルで調理されます。
本当にどれもとても美味しく、楽しい夜の宴が過ぎていくのでした。
調理はすべてスタッフさんにお任せで、ゲストは美味しく楽しくゆったりと本格グリルを楽しめます。

素材はできるだけ地のものを使っているそうで、お野菜やお肉など、群馬県産の素材が頂けるのも魅力です。

肌寒さを感じる頃、残っているお料理とドリンクを手にドーム内へ移動。こちらのドーム内部にはインナーインサレーションがはられており、しっかり防寒もされています。晴れていれば窓から星空も見えるでしょうドーム自体が、まるで一つの照明のような夜の景色の中、話疲れて眠りにつくまで、楽しいグランピングの夜はまだまだ続くのでした…

清々しい朝の目覚めとともに目前に広がる雲海、その先そびえる妙義山。ドームの横、共有スペースに広々としたソファやハンギングチェアのあるテラス「モルゲンロート」から山々を眺めていると、スタッフの方から「『大』の字があるの分かりますか?」、と教えられ目を凝らすと確かに山の中腹に『大』の字が見えました。

朝食は夕食と同じテラスのテーブルにピクニックスタイルのボックスが届けられています。3段仕立てのボックスにはパン・栃木産ジャム・サラダ・ハム・卵・ヨーグルトやシリアル等が詰まっていて、ピクニックのお弁当を開いたときのようなワクワク、そして、夕食と変わって自分たちで卵やパンをグリルで焼いていただくという楽しさ、雨上がりの澄んだ空気と晴れやかな景色も加わり、広い空の下大満足な朝食を取ることができます。
この時間がずっと続けばいいなと感じずにはいられない、朝の特別な時間が過ぎ、妙義グリーンホテル&テラスでのグランピングとお別れの時間となりました。また訪れたい、あの人やこの人と一緒に…と、次に続くワクワクとともに。

妙義グリーンホテル&テラスでは、10月1日~12月28日グランドオープンを記念して特別キャンペーン価格を実施しています。

この機会にぜひ、グランピング体験いかがでしょうか?

ホテル妙義グリーンホテル&テラス

〒379-0208群馬県富岡市妙義町菅原2678
TEL:0274-73-4111
URL: https://www.accordiahotel.com/myogi/glamping/

 

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